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カタチをつくりあげる空間まるでそこだけ別世界の様な、ひっそりと静まり返った空気の中、ろくろを回す音だけが心地よく聞こえてきます。 工房の外にはスイヒと言って粘土の元になる土を洗う場所があります。取ってきた土を水で洗い不純物を取り除き、濾過して水分も取り除きます。赤瓦の上で天日干しすれば粘土の出来上がり。 沖縄県外の土や、既に陶芸用として出来上がっている粘土を使っている工房が多い中、ここでは沖縄産の土を使い粘土を作って使用しています。 粘土になった土はろくろの上でみるみる内に姿形を変えてゆきます。金城光明氏の手の中で、まるで生き物の様に大きくなったり小さくなったり…。 工房の中は凛と研ぎ澄まされた雰囲気の中、囲炉裏の火がパチパチと音を立て、その奥には整然と並んだ彼の作品が5月のそよ風を受けていました。
カタチをとどめる空間工房から少し歩くと一基九連房の巨大なのぼり窯が目に入ります。金城光明工房を含め4つの工房が窯元となりこののぼり窯を使って陶器を焼いています。
使用する薪は琉球松を使用します。火力が強く、火持が良いため昔から使われているそうです。ここの工房では焼き具合を見るのに温度計は使用しません。上薬の溶け具合を確認する為の小さな小瓶を使って、実際の焼き物の状態を確認しながら、薪を入れ、火力を調整していくのです。
付きっきりで焼き締め、自然な光沢を出します。
その光景は幻想的で、力強い炎のに包まれながら、そのカタチをしっかりと自身の体に記憶していく様な、そんな印象を受けました。
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| 2004年7月24日更新 |
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